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子育て日記#05 反抗期後、生まれて初めてママ友ができた。

おはようございます。

久しぶりの子育て日記は、反抗期の長男のお話。

はじめて読んでくださる方のためにに、少しだけ説明しますと、10歳くらいまでは「ママ、ママ〜」と甘えん坊だった長男。小6にさしかかる頃から徐々に反抗期を思わせる一面が顔を出し、

  • 突然機嫌が悪くなる
  • 友達とゲーム命
  • 親より先生の言うことを聞く
  • 理不尽なことでキレる

ざっくりまとめるとこんなかんじで、一般常識で向き合うととてもイライラします(笑)

とはいえ、友達と公園で鬼ごっこしたり、わたしが不調な日はすぐ察知してやさしく心配してくれたり、まだまだかわいい一面も垣間見えるのが救いです。

漫画のキャラクターみたいなわかりやすい反抗期ではなく、地味〜に母が悩むタイプの反抗期ですが

なにごとも〝相手を変えず、自分がしなやかに適応する〟がテーマで生きているので、反抗期にも学び多し。

そんな長男、トラとの日々に変化があったので、今日はそのお話を。

〝ママ友0人〟育児とは。

Instagramの投稿でもよくお話していますが、わたしはママ友0人で育児をしてきました。

強気に「作らない」と決めたワケでも、なにかやらかして孤立したわけでもない(たぶん)。

コロナ渦になる前はPTAに参加したり、これまでも参観日や懇談には積極的に顔を出してきて、その場では愛想よく挨拶をし、世間話に花を咲かせ、当たり障りなくコミュニケーションするけれども

それ以上延長しないのが、わたし的にはラクだったんですよね。

でも最近、長男が反抗期に入り、自分の思春期にはなかったと思われる行動や言動が続いて、全く気持ちをわかってあげられていないことを痛感する日々。(母いわく、わたしも中学生時代は言うこときかなくなったらしい。笑)

そんななか、今年に入って参加した担任の先生とお話する懇談会。数名の親御さんが自己紹介とともに話してくれる「我が家の反抗期」エピソードが、首もげそうになるくらい「わかる〜〜〜!!(拍手)」ってかんじで、スタンディングオベーションするところでした。

「うちだけじゃないんだ〜〜!!」って、安堵して泣きそうになるわ、逆に「それうちもだからわかります〜!!」って共感しあったり。

なんかもう「みんな、お疲れ様!!ご苦労様〜!!」ってその場にいらした親御さん達と、強い繋がりを感じたんです。

そのときにね「あ、今わたし、新しい世界を観ているな」って思ったんです。

きっと、ママ友がいないメリット、いるメリットそれぞれ両方存在するのに、いるメリットってどんなだろう?ってあまり考えずに生きてきました。

わたしは、汚部屋からミニマリストになる経験を経て「少ないことのよさ」を日々体感しているから、なにごとも「増やす」ことには慎重になっていた。

でも最近、少ない暮らしを続けていくなかで、モノによる充足感の天井高は見えるけれども、人との出会いや体験による充足感には、自分の想像を遥かに超える感動や幸せが在る気がしています。

〝ママ友〟できたかも。

新しい発見のおかげでこれまでと変わったのは「人付き合い」について、自分勝手に〝増えると面倒〟と決めつけていることに気がつけたこと。

なにごともキャパオーバーするほど広げれば、そりゃ苦しくなっていくけど

自分が生息する範囲にあるコミュニティに〝無理が生じない範囲〟で積極的に参加してみるのは、新しい世界に触れる良い機会かもしれない。

というのも、わたし個人の人間力だけで〝反抗期〟と向き合うことに、限界を感じているのです。

懇談会で、同い年の子どもを育てる親御さんの言葉や表情に、深く胸を打たれました。

みんな、みんな、同じだよね、と。

これまでは過去の人間関係のトラブルが思い浮かび「自分はうまく付き合えそうにない」と自信が持てなかったり

ドラマで見たママ友同士のトラブルのイメージが先行して、最初から諦めていた。

実際に「いつもと同じ人間関係」だけの世界は、実に快適。

でも今、いつもと同じ人間関係に〝反抗期〟という名の揺らぎが生じている。もちろん、反抗期そのものが悪いとかいうのではなく、大切な時期だというのは重々承知。

ただ、わたしの人間力を広げるための機会が訪れたという気がしてならないのだ。

だから先日に、行動を起こしてみた。

それは、自由参加である長男の部活集会。これまで参加してこなかった会に、勇気を振り絞って、顔を出してみた。きっと新しい顔が侵入してきて、みなさん「あんた誰」状態であったことは間違いないが・・・

みんな、温かく迎えてくれたのだった・・・。

突破口は、自分の頭の外側にある。

そもそも、なんでこんな突拍子もない行動をとったかと言うと、裏付けとなる出来事があったのです。

Instagramのストーリーズでもチラホラお話してきましたが、今わたしは長男に毎日勉強を教えています。

家庭教師や塾探しといった紆余曲折経て、そりゃプロに教えてもらった方がいいに決まってはいるが、長男との「心の距離」を取り戻すには〝ひとつのことに、一緒に取り組む時間〟が必要なんじゃないか?と思いついたのがことの発端です。

長男が大好きなゲームについては、母は下手くそすぎてついていけないし、親より信じているであろう友達の輪に入るなんてことはできない。(入ろうとしたら絶縁されるだろう)そして、わたしは自他ともに認める運動音痴。

唯一、一緒にできることといえば勉強しかないんですよね。とはいえ、学生時代大たいして成績がよくなかったから、本屋さんで中2用のドリルを買ってきて、やってみたらこれがものすごく楽しくて・・・! ※学生時代に知りたかったこの感情※

「長男に教える」というより「長男と一緒に、1問づつ解いて理解していく」という時間。

このおうち勉強習慣が始まってから、確実に会話が増えたし、長男の日頃の反抗的な行動にも、理解が示せるようになってきた。

毎日こんな難しい問題を何教科も勉強しながら、部活もあり、人間関係もある。

そりゃいっぱいいっぱいになるよな、って。

一般常識だけで考えれば、プロにお願いして勉強を教えてもらうことが正しく感じるし、それも素晴らしい選択だけれど

その範疇で乗り越えようとしていたら、長男を理解することも、歩み寄ることも、まだまだ先になっていたように思います。

自分の頭の中にある少ない知識だけで考えて解決策を探るより、いつもとは違う視点で物事を見たり、直感に従ってみることも、ときには必要ですね。

それが、しなやかに生きること。そして、生きやすくなるということ

ママ友って、いいね。

おそらく、ママ友できました!LINE交換してくれたし「トラのママ」って覚えてくれたし、たぶん・・・!(笑)

用事があるときしか連絡取らないし、頻繁に会うわけでもないけれど「あの人が、あの子のお母さん」と理解して話せることや(昔から相当頻繁に合わない限り名前と顔を覚えられない・・・)相談できる人がいることって本当にうれしいことですね。

反抗期という経験をしなかったら、きっとわたしは特になんの変化もなく、これまで通りのやり方しか知らなかった。

みんな仕事しながら一生懸命子育てしてる。みんな同じく悩んでる。ママだって傷つくし、腹立つ日もある。

ひとりじゃない。

だから、今日も反抗期的一面に遭遇したとき「きた〜!」って、ちょっとゆとり持ってみられるのは、確実に、ママ友達との出会いのおかげ。

良い距離感で、誠実に〟これさえ守れば、ママ友に限らずどの人間関係もハッピーなんじゃなかろうか。

という、近況報告でした!反抗期と向き合うママさん達、今日もしなやかにがんばりましょうね〜!!

 

ABOUT ME
ミニマリストますみ
ミニマリスト歴5年目の30代・2児の母(1歳/12歳男の子)。20代半ばから数年、足の踏み場ない汚部屋で暮らし、何もかもうまくいかないどん底人生を経験。30歳で佐々木典士さん著「ぼくたちに、もうモノは必要ない」に出会い、ミニマリストへ。9割の持ち物を手放し、17㌔痩せ、借金完済!現在は2LDKマンションに夫・子2人と4人暮らし。

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