家族みんなが使いやすく、食卓に置きたくなるデザインの醤油差しが欲しい。
両方叶えるアイテムにはなかなか巡り合えずにいましたが、やっと出会うことができました。
醤油差しによくある心配ごと「液垂れ」はしない製法で、子どもの手でも使いやすい。
家族の思い出に「一生物」として大切にしたいから、日本の伝統工芸「江戸硝子」のものを選びました。
持ちやすく、ちょうど良い容量の醤油差し

日本製品らしさを感じるパッケージで届いた醤油差しは、大人はもちろん、子どもも握りやすいかたちで安心しました。
こう見えて100ml入るので、家族みんなが食卓で使っても、キッチンで料理中に使っても、足りるくらいの容量です。
大きすぎると醤油の風味が損なわれるのが心配で、小さすぎると継ぎ足しが頻繁になる。
大人2人と食べ盛りの息子1人でちょうどよく使っています。
シンプルだけど、ちょうど良い装飾がある

丸みのあるかたちも可愛いけれど、出番が多い醤油はキッチンで出しっぱなしになるはずだから、スリムなタイプを選びました。
よく見ると、ところどころに凹凸の装飾が施され、趣のある佇まいです。
長く使えるシンプルさと、よく見えるところに出しおいてもテンションが上がるデザインで、すっかり気に入ってしまいました。
ひとつひとつ職人の手作りだから、液垂れしない

心配していた液垂れですが、使い始めて1ヶ月の間に一度もありません。
ゆっくり傾けても、勢いよく出しても、とてもキレがいいです。
その秘密は、栓と本体をひとつひとつ職人の手によってすり合わせられていること。
醤油差しを生産している「岩澤硝子」は、大正6年よりガラス製造を続けている老舗です。
生産者の歴史を知ると、愛着が湧いて使うのが楽しくなりますよね。
開け閉めしやすい注ぎ口

液垂れしないだけに、蓋の開け閉めに力がいるのではと心配していましたが、ちょっと力を入れるだけですぐに開閉できます。
表面はつるんと滑らかな肌触りですが、注ぎ口の凹凸部分は細かなザラつきがあって、滑り止めの役割をしています。
本当に好きなものと暮らしましょう

正直、醤油差しのことをあまり意識していませんでした。
この1年余り自宅で過ごすことが増え、せっかくだからこの暮らしが少しでも楽しくなるよう、身近なアイテムをちょっと良いものに変えてみることにしたのです。
大きなものは勇気がいるから、ささやかなものから始めてみました。
醤油差しがお気に入りになったのは小さな変化のように見えて、思いのほか暮らし全体を明るくしてくれました。
心を元気にするのはいろんな方法があるけれど、台所仕事が多いお母さんや料理好きさんは、それにちなんだものを見直してみませんか?
いつものことに、楽しみを見つける良いきっかけになるかもしれません。
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