マインド

【ミニマリスト】200着→20着に服を減らした方法。7選

汚部屋を卒業するぞ!と決意してはじめた本気の片付け。

当時、減らすことに一番苦労したのが「服」でした。

10代からファッション誌を毎月4〜5冊買い込むほど服が大好きだった私は、10年以上給料の多くをファッションに注ぎ込みました。

MAXのファッションアイテム数は200超え。
そこから試行錯誤を重ね、現在は年間10着前後まで減らすことができました

「大好きなもの」は手放しにくいので、片付けの段階から納得し、安心感を得ながら進めることが大事ですし

実際に減らした服で楽しく暮らす「今」がリバウンドしないコツだと感じます。

では、実際にどんな方法で手放したのか、具体的にご紹介していきます。

『過ごし方』で服を分ける。

以下のように、日頃の過ごし方を振り返ると

  • 仕事の種類
  • 子供の年齢
  • 休日の過ごし方

こんなふうにおおまかなシーンだけでも、そのときどんな服が必要かイメージしやすくなります。

例えば私の場合、平日は 仕事は私服OK→仕事後、次男と公園に行くというのがルーティン。

途中で着替えせず、一日通して心地よく着られるのは「きちんと感のある動きやすいワンピース」ということがわかり、定番の制服になっています。

『種類ごと』に何枚必要か考える。

過ごし方に合わせて「必要な種類」を把握したら、
「種類ごと」に何枚持っていれば不便がないのかを捻出します。

私の場合は、毎日洗濯で翌日に乾くため、1着でも着回すことができます。

汚れや破損の備えも兼ねて、平日はワンピースが最低2着あれば十分に着まわせると考えます。

『兼用アイテム』で種類を減らす。

  • 必要な種類
  • 必要な枚数

の中で、「兼用」できるよう工夫すると、更にクローゼットがすっきりします。

  • 日頃の仕事着 × フォーマル服
  • 動きやすい服 × リラックスウェア

アイディア次第で、出番が少ない専用アイテムを減らせます。

人目を気にすることや、流行軸で服を揃えることは、数を増やす原因になりえます。

自分らしく、工夫を楽しくクローゼットを作りましょう♪

新調するときは『トキメキ重視』

衝動買いや、妥協の買い物は不要品の原因です。

是非、新たな一着を迎える時は「理想の自分」を想像して、その中の自分が着ている服を選びましょう。

見た目はもちろんですが、着心地や価格もトキメキポイントのひとつ。

わたしの場合「理想の自分」を無視した服装は、ちょっとおしゃれなジャージです(笑)

でも、それだとトキメキはない。
どんなに楽でも、動きやすくても、自分の姿を見るたびガッカリするでしょう。

だから、動きやすい×ラク=ワンピース

次男と泥んこになっても、汚されても「また買えるしいいや〜」と思える価格帯がベストアイテムなのです。

手放せない服は『保留BOX』で〝ない生活〟を体験

服にも様々な思いがあり、手放すのが難しいことがありますね。

そんなときは無理やり片付けず、保留BOXを作って一定期間入れておきましょう

(1週間〜1ヶ月など、期限付きがおすすめ)

実際に「なくても暮らせた」という実体験は、前に進む一歩を後押ししてくれます

手放せないときは、手放した後の後悔やトラブルを先取りして、不安を感じている証拠。

その思いを無視して手放すのは、いささか辛いものがありますよね。

実体験があれば「なくても生活できた」と事実として納得でき、「問題なく暮らせた」と安心して手放すことができるようになります。

わたしはこの方法で、服以外にもたくさんの持ち物を安心して手放すことができ、その後に後悔したことは一度もありません。

「これでいいや」を「これがいい」へ。

持ち物の管理において、とても大切なのはマインド(思考)です。

重要視している情報が「流行」や「高すぎる理想」が軸だと、いつまでも他の服に目移りしてしまいます。

思考は積み重ねによって習慣化していくもの。

日々の感情を「これでいいや」という妥協の流れ作業にせず、

「これがいい「ありがとう」というポジティブな気持ちを積極的に抱くようにすると、着ることが本当に楽しくなる。

続けていると「すごく似合ってるな」「自分らしくて好きだな〜」と思えるようになってきます。

適当な思いのままでは、適当な装いに。

感謝すると、幸せな装いに。

「もっともっと」を「十分幸せ」へ。

必要以上に服を増やしているのは、誰でもなく自分自身。

その根元となるのは「もっと、もっと」と現状に満足せず、

増やすことにメリットを見出している心です。

もしも増やしたい心が現れたら「今ある服で、十分幸せ」と唱えてみます。

声に出しても、心の中でも。

最初は気持ちが入らなくても、続けていると、心からそう思えるようになってきます。

これは本当に効果的で、衝動的な物欲が現れても、ふわ〜っと優しく消え去って、今ある服が最高の1着であることに気がつきます。

最後に「大好きな服が並ぶ、美しいクローゼット」

これは、去年末に撮影したクローゼットの写真。

 

今年に入って大きな変化があって

  • 会社員→フリーランスに転身
  • 引っ越して10年ぶりに自分の部屋を持てた

と、服装は自由を謳歌できるようになったものの
数枚入れ替えだけで、数はほとんど変わりません。

昨今はプチプラでもおしゃれな服がたくさんあって、増やそうと思えばいくらでも増やせる。

でも増やさないのは、このすっきりしたクローゼットが自分にとって一番最高の状態のだから

  • 「自分が好きな服」だけがスッキリと並ぶ
  • 繰り返し着て愛着が湧き「今日も一緒にいてくれる相棒」のよう

不器用なわたしは、たくさんを着回すスキルも、手入れする家事力もない。

大切にできる数を超え、活用しきれない服が溢れると、心までいっぱいいっぱいになってしまう。

だから、このクローゼットが最高のメリットなのです。

  • どれだけ持っているか
  • 何を持っているか
  • どれくらい少ないか

に答えがあるわけではありません。

「どんな状態に、幸せを感じるか」あなたのものさしが

最高のクローゼットを作るうえで一番大切な基準になります。

これから服のお片付けをする方は、是非そのように考えて、楽しく答えを見つけてくださいね^^

楽しいお片付けになりますよう、エールを贈らせていただきます。

ABOUT ME
ミニマリストますみ
ミニマリスト歴5年目の30代・2児の母(1歳/12歳男の子)。20代半ばから数年、足の踏み場ない汚部屋で暮らし、何もかもうまくいかないどん底人生を経験。30歳で佐々木典士さん著「ぼくたちに、もうモノは必要ない」に出会い、ミニマリストへ。9割の持ち物を手放し、17㌔痩せ、借金完済!現在は2LDKマンションに夫・子2人と4人暮らし。

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