深く考えずに勢いで買ったものは、後々使わなくなる確率が高いと思う。
汚部屋時代は、その失敗を何度も繰り返していました。
ミニマリストになってからは、買う前によく考えるようになったので、今回は買い物をするときに考えているアレコレをご紹介します!
本当に必要?

なにかがほしくなったら、まず自分に「ほんとうに、必要?」と問いかけます。
誰かが使っていてよさそうに見えても、実際に使うのは自分。
自分にとって必要かどうかをよく考えるようにしています。
余白より大事?

買うと増えるので、その分スペースが狭くなり、せっかくの余白が狭くなってしまいます。
わたしは、余白が大好き。加えるよりも、余白があるくらいスッキリしているほうが美しく見えます。
「余白の美しさが減ってでも、欲しいのか?」「ぎゅうぎゅうになってでも、欲しいのか」と天秤にかけてみるのもひとつです。
心からときめく?

すきが中途半端な買い物をすると、そのうち買い替えたくなってしまいます。
「これさえあれば良い!」と思える愛すべき物は、長く使える相棒に。
その見極めに「初対面からときめくか?」がとても良いヒントになります。
一生使える?

製品の丈夫さや、自分の好みを確かめるため、100均での買い物であってもできるだけ長く使えるかを考えます。
最初から使い捨ての気持ちで買い物をすると、本当に使い捨てになる。
値段に関係なく、妥協せずに選ぶことが、末長く使える相棒探しに欠かせません。
どれくらい長く使える?

すぐ壊れてしまったり、汚れても手入れが大変なものは、お金と時間を消耗します。
はじめから長く使えるものを選ぶと、買う回数自体を減らすことができますよね。
長く付き合えると、お手入れする時間も楽しくなり、ほころびも愛しく感じます。
コスパいい?

「君が何かを買うとき、お金で買っているのではない。お金を得るために費やした人生の時間で買っているのだ。」
これは私が尊敬する、ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領のお言葉です。
この言葉を思い出すと、どんなに安い買い物でも、自分の費やした人生の時間に見合うものなのか、考えさせられます。
ここで買っていい?

私は買い物をするときに、可能な限り「人」も「場所」も好きなお店を選ぶようにしています。
丁寧に接客してくれる素敵な店員さんや、心落ち着く優しい佇まいのお店が今後も残ってくれるよう、お金を使う場所を考えることも大切だと思います。
最後に。「好き」 に囲まれて暮らす幸せ。

このように、自分にとって本当に必要な物や、心からときめく物だけを選んでいくと、家中どこを見ても「好き」で溢れ、ポジティブな感情が湧き起こります。
どこに出かけなくても、家にいるだけで最高の気分になれるというのは、この上なく幸せなことです。
そのような環境にするためにも、
安価でも不用品を連れ帰るより、心を満たす素敵な逸品を選びましょう。