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曲げわっぱ初心者の、簡単レシピで作る「映えるお弁当」

ずっと気になっていた「曲げわっぱ弁当」
木のぬくもりを感じるお弁当箱に、美味しそうなおかずが詰まっているのは夢のような光景です。

 

初心者には取り扱いが難しそうで、せっかく買っても活用できなくなるのが心配でした。
曲げわっぱデビューに使い始めたのは、天然木の「殺菌・調湿作用」はそのままに、取り扱いが簡単な曲げわっぱ。

 

せっかくなら 「映える曲げわっぱ弁当」を作れるよう、おすすめしたいレシピと共に紹介します。

 

そもそも「曲げわっぱ」ってなに?

そもそも「曲げわっぱ」のことを詳しく知りません。
不思議なニュアンスが愛くるしく、どんなものを差すのか気になります。

 

曲げわっぱとは、スギやヒノキなどの生の木の板を、特殊な技法で曲線に曲げて、継ぎ目を山桜の皮で綴じ、底をつけた器のこと。
お弁当箱のイメージがありますが、この技法でつくられたおひつや食器、ひしゃく、神社などで使用する神具もすべて曲げわっぱなのです。

引用元:日本工芸堂

[st-kaiwa2]お弁当だけじゃなく、同じ技法で作られた器は「曲げわっぱ」と呼ぶんですね![/st-kaiwa2]

 

「曲げわっぱ」の歴史

「曲げわっぱ」の魅力は、自然素材ならではのぬくもりが感じられる佇まい。
どのように現代のかたちにたどり着いたのかというと…..

 

曲げわっぱの歴史は古く、奈良時代まで遡るといわれています。
その昔、マタギ(木こり)が杉の生木を曲げ、桜皮で縫い止めた弁当箱を作ったのが始まりだといわれています。

引用元:SOUP by suppe

 

[st-kaiwa2]奈良時代は「710年〜794年」だから、もう約1,300年前に遡るんですね!
木こりが山の中で曲げわっぱ弁当をおいしそうに食べる姿が目に浮かびます。[/st-kaiwa2]

 

「曲げわっぱ」の洗い方

「曲げわっぱ」は、製品によって取り扱い方が違います。

 

無塗装の白木 基本的には洗剤NG。汚れはスポンジで取り、ぬるま湯で洗い流す。水分を拭き取り1日以上しっかり乾燥させる。
漆の塗装 洗剤OK。ぬるま湯で洗い流し、しっかり水分を拭き取れば完了。
プラスチックやウレタン樹脂コーティング 通常の食器と同じ取り扱い。

※商品によって異なります。

 

天然素材そのままの魅力は、「殺菌効果」と「調湿作用」。
曲げわっぱは「余分な水分を吸収してくれるから、冷めても美味しい!」と聞きますよね。

 

そのぶん取り扱いに注意が必要で、カビが生えたり、シミが残ることも。
そこで、お手入れが簡単で、天然木の効果も期待できる曲げわっぱ弁当を購入しました。

 

初心者におすすめの「曲げわっぱ弁当」

天然杉漆塗まげわっぱは、取り外しできる仕切り・天然木の箸セット・巾着袋・お弁当バンド付きです。

 

食材の触れる部分は「天然木」、触れない部分には「防水コーディングと天然漆」が施されています。
汚れや水濡れの傷みを防ぎ、お手入れもしやすいのが嬉しいです。

 

ぬるま湯でやさしく洗い、油汚れが残るときは洗剤も使えます。

 

 

「曲げわっぱ弁当」が映えるコツ

届いた「曲げわっぱ」でさっそくお弁当作りをしました。
SNSで見かける「映えるお弁当」には、共通点を発見!

  • 可愛い断面の食材・・・茹で卵、オクラ、レンコン、ラディッシュなど
  • 彩り食材を2種類以上・・・紫キャベツ、人参、かぼちゃ、ビーツなど
  • 葉野菜で仕切る・・・サニーレタス、フリルレタス、大葉、ルッコラ

この3点をクリアできる簡単レシピを紹介します。

 

「曲げわっぱ弁当」におすすめな簡単レシピ

麺つゆだけで「煮卵」

麺つゆに茹で卵を漬けておくだけの煮卵。
1時間でしっかり味が染みていました!

千切りして混ぜるだけ「紫キャベツと人参のラペ」

千切りにして、調味料を混ぜるだけなのに美味しいラペ。
家にある調味料で作れます。
人参でもおいしかったです!

麺つゆだけで揚げない「那須・レンコンの煮浸し」

焼いて浸すだけだから、こちらも簡単!
レンコンでもおいしかったです!

[st-kaiwa1]アスパラの豚巻きと、南瓜はそのまま焼いただけです。笑[/st-kaiwa1]

 

「曲げわっぱ」の映える、お弁当の詰め方

お米を斜めに敷き詰める

お米を、「お弁当の3分の2」ほど斜めに敷き詰めます。
この上におかずを並べると、断面がキレイに見えて映えます。

おかずの汁を拭き取る

汁気のあるおかずは、詰める前にキッチンペーパーで水分を吸収します。
こうすると時間が経っても水っぽくならず、お米や他のおかずに影響しません。

美しいお弁当作りで大人気の山本千織さんが紹介していた方法です。

ご飯の上にはメインのおかずを乗せる

ご飯の上に乗せるのは、味が移っても美味しいメインのおかず。
断面が目立って映えます。

葉野菜で仕切り、副菜を詰める

次に、葉野菜で仕切りを作って、副菜のラペを詰めます。
ギュッと詰めても、味が混ざり合いません。

バランスを見て隙間を埋める

最後に、他のおかずで隙間を埋めます。
ギュっとしている方が見た目が華やかで映えます。

 

プラスチック容器よりも映える「曲げわっぱ」

お昼に旦那さんと食べるために、プラスチック容器でもお弁当を作りました。
比べると、やっぱり曲げわっぱの方が美味しそうに見えますね〜!

 

「曲げわっぱ」で、丁寧な暮らし

曲げわっぱを迎えたことで、新しいレシピに出会い、盛り付けの勉強ができ、良いことがたくさんありました。
何より、いつものお昼がすごく楽しい時間になったのが嬉しいです。

 

おうち時間が増えた今だからこそ、あえてお弁当にするのもいいですね。
仕事のお昼も、曲げわっぱ弁当だと思うと、より楽しみになります。

 

これから曲げわっぱに挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

 

▼いろんな「曲げわっぱ」があります。

 


[st-kaiwa2]編集後記:旦那さんが想像以上に喜びながら食べてくれた![/st-kaiwa2]

ABOUT ME
ミニマリストますみ
ミニマリスト歴5年目の30代・2児の母(1歳/12歳男の子)。20代半ばから数年、足の踏み場ない汚部屋で暮らし、何もかもうまくいかないどん底人生を経験。30歳で佐々木典士さん著「ぼくたちに、もうモノは必要ない」に出会い、ミニマリストへ。9割の持ち物を手放し、17㌔痩せ、借金完済!現在は2LDKマンションに夫・子2人と4人暮らし。

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